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花粉症で医療機関を受診する人が急増している理由とは

東京都内では2人に1人がスギ花粉症を発症していると言われており、近年では医療機関から都心部での花粉の凶悪化が指摘されています。
ここに深く関係するのが大気汚染であり、近年では医療機関により大気汚染と花粉アレルギーの関連性に警鐘が鳴らされるようになって来ました。
埼玉大学大学院の王青躍教授によると、大気汚染で花粉の殻に傷が付くと花粉が水に溶けやすくなるとのこと。
花粉が膨張して殻が破裂すると、アレルゲンが空気中にまき散らされると言います。
例え飛散量が少なくても、アレルゲンが空中に漂うと人間が吸い込みやすく、花粉症の症状が出やすくなります。
しかもそのサイズが極小となり、大きな問題を引き起こしているのです。
通常花粉は直径30マイクロメートル程度ですが、都心部で計測された花粉は0.06マイクロメートルという極小サイズです。
これは数年前から世界的に問題となっている、PM2.5よりはるかに小さなサイズと言えます。
これらは気管支だけでなく肺胞の奥深くまで届いてしまい、重大な被害を引き起こすトリガーになります。
通常の花粉であれば目のかゆみや鼻水、鼻づまりで終わるものが、症状が深刻化してしまう事態になっていることが否めません。
しかしながら現状では医療の対応にも限界があります。
一人ひとりが複数の対策を取り、マスクの着用やうがい手洗い、屋内の加湿など、複数の対策を徹底するしかないでしょう。

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